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第6回いかなごのくぎ煮文学賞 入選作品発表

「 くぎ煮以外 曲がったことは 嫌いです 」

りのんぱ さん(東京都江東区)37歳

「あいうえお 習い始めた 一年生          
          くぎ煮並べて つ・く・しと書いた」

西田 由里子 さん(堺市南区)35歳

「福島のコウナゴ(イカナゴ)」

佐藤 茂男 さん(福島県福島市)

「採れたての いかなごまさに 光の巣」

むらさき色布 さん(横浜市磯子区)29歳

「ひとりでも 大丈夫だと 言う母に          
          くぎ煮持たされ また見送られ」

橘孔雀 さん(福井県福井市)52歳

「いかなごも キロの値段で 鯛に勝ち」

板垣 光行 さん(新潟県村上市)58歳

「春告魚」

義田 知子 さん(ニュージーランド)

「いかなごのうた」

ふじたごうらこ さん(岡山県)

「おてつだい」

てふてふ さん(岐阜県岐阜市)高2

「優しさに包まれて」

K沢 侑夕 さん(神戸市灘区)高2

「亡き祖母の 影を追いかけ 炊く くぎ煮」

浅井 菜々子 さん(神戸市垂水区)高3

「くぎ煮食べ くぎがはずれて 笑顔の子」

横溝 惺哉 さん(仙台市青葉区)小5

「いかなごが みんなおじぎを しているよ          
          「いただきます」と ぼくもおじぎする」

横道 玄 さん(山口県光市)6歳

「アルミ箔の 落し蓋より 開いた穴の          
          数のみ湯気の 吹くくぎ煮鍋」

瀬戸内 光 さん(山口県光市)

「俺くぎ煮 錆びたナイフは 裕次郎」

ペー助 さん(山口県岩国市)71歳

「冷蔵庫 ラップの上から 「りょうすけの」          
          母の書いた字 持って帰る用」

船引 亮佑 さん(東京都中野区)27歳

短歌連作(21首)
「くぎ煮への思い入れ 〜妻奮闘の記録〜」

大濱 義弘 さん(神戸市垂水区)73歳

「孫知らぬ 戦下のあの日も 我が母も          
          ご馳走といい 食べたくぎ煮も」

成澤 紀子 さん(仙台市宮城野区)76歳

「このくぎ煮 忖度せずとも うまいなぁ」

だいちゃんZ! さん(堺市東区)41歳

「日本人になりました」

小林 あみ さん(川崎市宮前区)

「いかなご先輩」

中能茜 さん(大阪市北区)

特別審査委員長 三田完先生 総評

この春はイカナゴが不漁で、キロ4000円の高値だったと聞きました。くぎ煮文芸にとっても大ピンチ─と思っていたところ、昨年を上回る応募作があり、たくさんの方々のくぎ煮に対する思いの深さを、あらためて感じました。高値へのささやかな抵抗を記したもの、あるいは「忖度」「恋ダンス」「EU離脱」といった時世を反映したもの、さらにはくぎ煮を通じての国際交流を綴ったものなど、作品の幅もいっそう広がった印象があります。高校生以下の世代の力作も多数寄せられ、頼もしいかぎり。来年は、瀬戸内の海がイカナゴをすくすくと育み、くぎ煮文学への感動や共感がさらにひろがることを願ってやみません。

特別審査委員長 三田完先生

三田 完(みた かん) 氏 略歴
作家・俳人
【略 歴】
1956年埼玉県出身。慶應義塾大学卒業。
2000年、「櫻川イワンの恋」で第80回オール讀物新人賞受賞。
2007年、「俳風三麗花」(文春文庫)で第137回直木賞候補。
近著に「俳魁」(角川書店)、「あしたのこころだ 小沢昭一的風景を巡る」(文藝春秋)など。
いかなごのくぎ煮との出会いは、2000年ごろ、作詞家の阿久悠氏からプレゼントされたこと。




第1回いかなごのくぎ煮文学賞
第2回いかなごのくぎ煮文学賞
第3回いかなごのくぎ煮文学賞
第4回いかなごのくぎ煮文学賞
第5回いかなごのくぎ煮文学賞